西都児湯地区の中核医療機関である西都児湯医療センター(西都市、長田直人院長)が、県から地方独立行政法人の認可を受け、市民病院として再スタートを切ることになった。ところが、同病院は現時点で、一般外来患者の受付を拒否、他の医療機関からの紹介を必要とする。「医師の数が不足している」が表向きの理由だが、裏には西都市西児湯医師会(岩見晶臣会長)の思惑が潜んでいるようだ。同病院は今後、国や西都市からの交付金などで安定した運営を行うことができるようになるが、市民は通常の診療を受けられない不便を強いられる。市民病院とは名ばかりだ。
昨年11月、日向市役所職員が列車に飛び込み自殺したが、今度は、県庁職員が首を吊った。30歳、独身男性。用地交渉のため早朝出勤だったが、集合時間に来ないため、上司が自宅へ行ったところ、亡くなっていたという。関係部署の職員は「原因は、全く分からない」と口を揃える。
来月1日、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)が施行される。障害のある、ないにかかわらず、互いに「人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現」(同法第一条)を目的に制定されたもの。これにより、障害を理由とする不当な差別を禁止するとともに障害者の意思を国民は、〝負担が重過ぎない範囲〟で対応することが求めらることになる。
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