2月15日発行旬刊宮崎ニュース

JA延岡注目される裁判の行方!! 組織ぐるみ連帯保証人外し

子会社の債務4億円も負担

 JA延岡(白坂幸則組合長)で、子会社に対するJA延岡の債権を組合長自らが不良化させた上に子会社の債務を親会社のJA延岡に負担させるといった事件が起きた。現在の組合長は、平成17年から11年間もトップに君臨。JA延岡の理事たちを牛耳り組織を私物化して、やりたい放題のようだ。組合員は、「理事たちがJA延岡に損害を与えた」と、白坂組合長ら理事17人にたいして債務負担分をJA延岡に支払うよう裁判を起こした。しかし、組合長は法廷尋問でも「連帯保証人になったつもりはない」などと悪びれる様子もなく、勝手な返答をしている。すでに裁判は結審、来月の判決を待つばかりだが、現状では理事たちの組合員に対する背任行為としか言いようがない。

高千穂町住宅手当問題 不正行為確認できない

 高千穂町で役場職員による住宅手当の不正請求疑惑が浮上している。今年1月、地元住民から高千穂町長宛に家賃補助の証明書などの開示請求が行われ、同市議会へも通知がされたことで、町内では大きな話題になっている。本紙にも情報提供があった。しかし、取材を続けたところ、現時点で不正行為と断定できる事実は見つかっていない。

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