2月5日発行旬刊宮崎ニュース

発端は創業者の私腹肥し

これでいいのか特養運営!! 10年以上も騒動絶えず

 特別養護老人ホーム(特養)「伊勢の郷」ほか、ショートステイ「馬ヶ背」など五施設を運営する社会福祉法人「博陽会」(日向市日知屋字深溝622-116・金丸喜輝代表理事)が昨年10月6日、施設の創始者の1人松本弘志氏から施設の土地問題で訴えられていた。施設は松本氏の私物化で資金繰りが悪化、経営権をめぐり、これまで理事長が6人も交代している。平成25年9月から「博陽会」のテコ入れで、ようやく運営は安定してきた矢先、創業者の身勝手から再び騒動に巻き込まれている。所轄庁も解決できないままだ。入所者への影響が懸念される。

松くい虫被害が拡大 海岸保安林に危機

 宮崎県の海岸が浸食に加え、海岸保安林の松くい虫被害(松材線虫病)が拡大している。平成25年以降の猛暑で、松くい虫が繁殖、海岸を中心に被害が広がったという。今後、県は防止対策として、市町村のゴルフ場関係者や森林組合などを対象に研修会などを実施する方針。

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