綾町(前田穣町長)の平成26年度公共上下水道事業決算が議会で認定されないまま今年三月議会まで継続審議となった。決算書の水道料金の調定額(請求額)が正しく記載されておらず、9月議会で議員が何度も指摘したにもかかわらず、12月議会でも正確な決算書類が提出されなかった。結果、町長が予算の「議案撤回」を申し出る前代未聞の珍事が発生。地元では「議会を騙した」「職員の不正をごまかすためではないのか」などの声が上がっている。
昨年12月15日付本紙(1532号)で、宮崎県内6ヵ所の橋梁で耐震装置(落橋防止装置)に欠陥があると報告したが、被害は更に拡大している。国交省によると、現地調査の結果、橘橋や木崎大橋などを含め12カ所の橋で装置の溶接の不備を確認。今後も調査を続け、結果によっては、更に広がる見通しだ。
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