10月5日発行旬刊宮崎ニュース

一級建築士が建築法違反!! 完了検査4年間も申請せず

行政機関チェックできず 施主と支払めぐり裁判沙汰も

 小林市の建設業者が、法令で義務付けられている新築物件の完了検査を四年間も申請しておらず、現在も放置したままだ。県は、「施工業者が申請するのがルール」という。しかし、行政機関の現行体制では、同検査の有無をチェックできないのが実態で、今回は氷山の一角と見られる。違法建築が放置されているケースもありそうだ。この業者は、施主(建築主)とも請け負い代金の支払いをめぐりトラブルが発生、施主が「当初の契約とは別に数100万円の追加請求が来た」と支払いを拒否したため調停を行った。しかし、決裂。現在、裁判沙汰になっている。

党員差別で不満爆発 自民党延岡支部総会案内状問題

 自由民主党延岡支部が揺れている。今年6月、同支部の定期総会が開催されたが、出席の案内状を受け取っていない党員が多数いた。このため、「差別だ」「党費を納めているのに不公平だ」などと不満の声が上がっている。

旬刊宮崎は創刊当初より30年以上、庶民の立場から真実を追究。山積する不条理に対し「弱者の代弁者として破邪顕正の剣で立ち向かっていく」旬刊新聞です(発行は毎月5日、15日、25日)。