8月25日発行旬刊宮崎ニュース

やりたい放題! 無法地帯の都城市

弱み握られた前市長、議員には選挙資金バラマキか

 都城市議会「新燃岳降灰収集運搬詐欺事件」調査特別委員会(百条委員会、黒木優一委員長)の今月11日の証人尋問(第36回)で、一般廃棄物処分場「山田クリーンセンター建設」(当時=長峯誠市長)の談合疑惑の実態が明らかになった。一昨年の都城市議会議員選に絡み、複数の議員候補が金銭を受け取っていた可能性も出てきた。都城市は悪の巣窟に成り果てている。同委員会では、既に、長峯誠前市長(現参議院議員)の偽証が決定的になっており、今回の官製談合や議員らの金銭授受が立証できれば、関係者は全員罪を逃れることはできない。

利用者が改善対策要求、機能麻痺のサンマリーナ宮崎

  ヨットやクルーザーの係留地サンマリーナ宮崎の浚渫(しゅんせつ)工事が6月に行われたが、8月にも再び工事が開始され、わずか2ヶ月余りの間に1億円近くが海の藻屑と化した。しかも、シーズン真っ盛りの盆期間中まで工事がズレ込み、出入航禁止となったため、利用者から怒りの声が上がった。利用者たちは、堪忍袋の緒が切れたか、遂に今月18日、対策会議と調査費の計上を求めて県に対して陳情書を提出した。

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