新富町で使用済みの農業用ビニールが、高さ6~7㍍ほどに積まれて放置されたままだ。20年以上も前に熊本県から持ち込まれたもので、住民から何度も苦情があったが、県の対応は甘かった。それどころか、「有価物だから…」という搬入会社の言い分を鵜呑み、何の対策も立ててこなかったに等しい状況だ。現在、県は「産廃として撤去するよう指導している」(循環社会推進課)と答えるだけで、具体的な説明は全くない。こんな状態になるまで放ったらかしたのは県の責任だ。
宮崎県内で昨年度から森林伐採後に植林する杉苗木が不足している。バイオマス施設の稼働や東アジア向け輸出の増加など木材需要が急増、間伐から皆伐へ移行したことが大きな原因とみられる。杉の苗木不足は九州を中心に拡大しており、宮崎県は森林組合などにも苗木の増産を要請している。しかし、木材需要の伸び率は高く、苗木の需給バランスの改善は当面、厳しいようだ。
生活保護の不正受給が跡を絶たない。K(男性)は現在、宮崎市から生活保護を受けているが、実際は他に収入があるというのだ。「収入を報告すれば問題ない」(宮崎市社会福祉課)が、安定した収入を得ており到底、生活保護を受ける対象になるとは思えない。
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