都城市議会の百条委員会で証人尋問が続いているが、これまでの証言から、新燃岳降灰詐欺事件に限らず、ゴミ行政の日常業務にいたるまで、当時の市長が、都城一般廃棄物処理事業協同組合を隠れ蓑に特定のゴミ収集業者を優遇していたことが明らかになってきた。同組合の設立にも市が直接関与していたことも判明しており、当時の市長がゴミ行政を私物化していたことは疑う余地がない。あとは、証人としての前市長の出頭を待つだけだ。
三股町の「やまびこ会」問題は、渦中にあった山中則夫三股町議会議長と和気進氏(前理事長)がともに理事を辞任した。百条委員会と町は一件落着と考えているようだが、地元住民たちからは、県の監査で指摘のあった不適切な会計処理について、「適切と認められない支出については、返還請求させるべきだ」などと厳しい声が聞こえてきた。
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佐々原 成史 (木曜日, 25 12月 2014 10:15)
和気理事長の参考人聴聞における疑問点は深まるばかりだ。それは、40万円の報酬引き上げの理事会内容?、4倍と高い土地購入価格の根拠と経過?など理事会での審議了解とのことだが、審議内容は解明されていない。当時三股議会議長も同時期理事を務めており、コメントはいただけない。不誠実な組織運営は目を覆うばかりだ。社団法人と議会の「長」に不正義があったとしか思えない。町民は納税の義務を果さないと資産の差し押さえだ。理事長と理事(議員)の税金横領的と振る舞いは糺せねばならない。まじめな納税者は立腹の念しきり12月24日記(s&s)