11月15日発行旬刊宮崎ニュース

元幹部ら、廃棄物処理費ネコババ

シルバー人材センター、剪定ゴミで一儲け!!

 宮崎市シルバー人材センター(岩切千秋理事長)の元幹部が、同センター会員が除草・剪定して出た木の枝や草などのゴミを不法投棄していた。本来、事業系一廃(一般廃棄物)として、県が管理するエコクリーン(エコクリーンプラザみやざき)で処分しなければならないはずが、依頼者から処理料を受け取り、同センターの会員を使って自分が所有する山中に捨てるよう指示。これに複数の会員が従っており、組織ぐるみで行われていた可能性が高い。今年6月まで10年間以上も行われていたという。

ようやく鎮火か? 三股町「やまびこ会」問題

 三股町議会(山中則夫議長、議員12人)が設置した特別調査委員会(100条委員会、指宿秋廣委員長)の調査対象だった社会福祉法人「やまびこ会」(和気進理事長)の理事に今月6日、町職員2人(副町長、福祉課長)が就任した。直接の理由は、今月15日に県が実施した定期監査で、不適切な金銭処理などが発覚したことだが、この結果、同委員会は「役割を終えた」(指宿委員長)との判断から、来月議会で最終報告を行う予定という。

なぜ空き家壊すと税が上がる?

 宮崎市に現在、どれだけの空き家があるか、ご存知だろうか。もちろん、賃貸や売却待ち、別荘などを除く居宅に限る。平成20年の調査結果だが、5,980戸。宮崎市によると、平成25年は、更に増えているはずだという。

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