10月15日発行旬刊宮崎ニュース

これでいいのか都城市!! 前市長の悪政を正す

告発現職員に圧力、正義通らぬ闇市政

 都城市現職員が、耕作放棄地再生事業を支援する都城地域担い手育成総合支援協議会の悪事を内部告発した問題について、都城市議会議長は、告発書を市職員としてではなく個人名で提出するよう書き換えを要求、告発人も変更して既に提出した。一方で、複数の市議が、告発を取り下げるよう圧力をかけている事実も出てきた。市民の間からは「議会は裏切った」「どうせ、揉み消すに決まっている」などの声が聞こえてきた。都城市、同市議会ともに救いようのないほど腐れ切っている。

証人尋問始まるが…、都城市議会百条委

 都城市議会(永山透議長)が設置した新燃岳降灰収集運搬業務詐欺事件の調査特別委員会(100条委員会、黒木優一委員長)が今月20日、ようやく事件の関係業者などに天下りした都城市OBを中心に6人の証人を尋問することになった。公開も決定した。しかし、市民は、「毒饅頭を食わせられているメンバーがほとんど。どうせ、形式的なものだ」と期待は薄い。

台風襲来でサンドパック工法無残

 今月に入り、2週続けて大型台風が日本列島を襲った。宮崎県も空の便やJRなどに影響が出た。一方、宮崎市の大炊田海岸では、埋設護岸工事(サンドパック工法)が役に立たず、砂崖が大幅に崩壊。突堤とのセットで護岸を進めるはずだったが、今後、計画変更の必要がありそうだ。

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