生活保護世帯の増加や不正受給が全国的に問題になっているが、都城市で生活保護費が本来の受給者に全額支払われず、一部が消えた可能性が出てきた。受給者が言うには、市職員が生活保護を勝手に申請し、更に職員の貸家に半年以上も入居させていることにして、この間の保護費を騙し取ったのではないかと主張する。調査したところ、都城市の対応に多くの矛盾点が出てきた。しかし、同市が取材拒否のため、詳細は不明。受給者の言い分が正しければ、当時の保健福祉部長、保護課主事らが共謀して実行した可能性がある。
えびの市の特養(特別養護老人ホーム)建設工事が大幅に遅れている。既に同市が運営事業者にえびの明友会(桑原健悟理事長)を選定してから1年半近くが経つ。県が正式に認可して半年以上も経過するが、建設予定地の基礎工事すら完了していない状況だ。えびの市は「運営事業者からは、計画通りだと聞いている」と説明するが、関係者によると来年3月のオープンに間に合わない可能性も出てきた。
コメントをお書きください