3月5日発行旬刊宮崎ニュース

不可解な宮崎市の対応

丸栄工業テクノビレッジ、残置森林問題

 県の誘致企業である自動車部品の加工・販売の丸栄工業(愛知県岡崎市、高木繁光社長)が宮崎市瓜生野で進めたテクノビレッジ計画は昨年6月に完了したが、開発の際に残さなければならないはずの残置森林は不足したままで依然、森林法違反の状態だ。開発を許可した宮崎市は、「丸栄工業と協議中」と逃げてばかりで、事実上は開発許可後、3年以上も放ったらかし。行政の役割を全く果たしていない。市が同社の残置森林問題について、いまだに行政指導できないのは、両者が癒着していると勘ぐられても仕方ない。

 

農業者年金、いい加減な回答に苦情

農委の勉強不足が露呈

 農業者を対象にした「農業者年金」がある。80歳まで保証付きの終身年金だが、加入窓口の担当である各市町村の農業委員会の説明が、「分かりにくい」「いいかげん」などと苦情が出ている。

川南町㈱サンエフ「養豚はエサづくりから」

  ㈱サンエフ(川南町・遠藤威宜社長)は、養豚農家などを対象に格安再生飼料(エコフィード)の生産・販売を展開する。現在、川南町、綾町などの農業法人10社と契約している。今後は更に展開を拡大するとともに関係業界間の連携を強め〝養豚はエサづくりから〟を進める方針。

旬刊宮崎は創刊当初より30年以上、庶民の立場から真実を追究。山積する不条理に対し「弱者の代弁者として破邪顕正の剣で立ち向かっていく」旬刊新聞です(発行は毎月5日、15日、25日)。