1月25日発行旬刊宮崎ニュース

警鐘!! 魔の高速道路、道路構造上に大問題

コスト削減最優先の結果、昨年も死亡事故発生

 東九州自動車道・延岡―宮崎間が今年3月、全線開通する。県内の各業界は、鳴り物入りで経済効果などに期待。一方で、幅員が狭い上に中央分離帯がなく、「ラバーポール」と呼ぶ樹脂製のポールが立つだけの対面通行区間では重大事故が増える可能性が高い。実際、昨年10月には車同士の正面衝突事故が発生、2人が落命している。ところが、NEXCO(西日本高速道路㈱)は、道路構造上の安全性よりもコスト削減を優先させ、「交通量の少ない区間だから」と改善する計画はないという。安全軽視と捉えられても仕方のない道路の全線開通を手放しで喜べるはずもない。危険と隣り合わせの高速道路としか言いようがないのだ。

 

 

珍百景、家の中から電柱が!!

 小林市野尻町の旧国道に『屋根から電柱が生えた』光景がある。場所は、野尻町三ヶ野山地区の旧国道付近(延長約200メートル)だ。

厨房機器業者、選定経緯に不明な点

「出来レース」でごまかしか?

  小林市(肥後正弘市長)は昨年6月、学校給食センター建設事業のうち、厨房機器業者をプロボーザル方式によりアイホー(本社・愛知県豊川市、宮崎眞一社長)に決定した。しかし、選定経緯が議会で問題視されたほか、本紙の情報開示請求に対して、ほぼ100%非開示といった市の対応から「出来レースをごまかす工作ではなかったか」と疑問が残る。最終的に金額で決定したこと自体、「プロポーザルの趣旨と異なる」と反発する住民もいる。


 

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