椎葉村(椎葉晃充村長)の特養(特別養護老人ホーム)建設事業について、プロポーザル方式で選定する基本設計業者の大本命が一級建築士の名義貸しを行う大失態をさらし、受諾を辞退する羽目に陥った。この業者の代表は、椎葉晃充村長後援会の副会長を務めており、同村内では有力者の一人。関係者の間では、選定前から「すでに決まっている」との声が多く、官製談合疑惑も浮上していた。最終的に宮崎市の業者に決定したが、本命が辞退した後、同村が新たに業者を選定するのに二週間もかかるなど不可解な事実もある。「同村の選定経緯に不正はなかったのか」と不信感を持つ関係者は多い。
日南市南郷町中村地区で、排水路工事をめぐり地元住民と市がもめている。日南市は、『マス』と呼ぶ水溜めの改善工事を決定。一方で、地元住民は「工事の説明を受けていない」と反発する。住民たちは、山林からの土水路の整備についても優先するよう要望しているが、同市の回答は消極的。地元住民の怒りは、しばらく続きそうだ。
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