日向市の市庁舎建て替え事業について現在、設計者の選定がプロポーザル方式で進んでいるが、関係者の間で「出来レースだ」との声が上がっている。今月、プレゼンテーションを実施して選定するが、審査員の中に黒木健二市長子飼いの中心人物がいて、工作しているとの情報があり、N社が選定されることは確実と言う。プロポーザル方式は、業者が企画提案を事前に発表するため、分かりやすく公平だと考えがちだが、審査員のサジ加減でどうとでもなり、実は官製談合の温床になっている。日向市の今回の選定もその可能性が強いのだ。
宮崎交通(宮崎市、菊池克頼社長)グループ会社の元部長が1億4千7百万円を着服、更に、社員による1700万円の水増し請求が発覚したが、今度は宮崎交通労働組合でも組合費の不正流用があり、裁判沙汰になっていることが分かった。同組合の本部執行部は、本紙の取材を拒否。黒字転換を果たした同社だが、コンプライアンス(法令遵守)が欠落した体質では今後、県民の期待する健全企業の実現など到底ムリだろう。
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s・s (火曜日, 17 12月 2013 11:18)
宮崎のオピニオン企業で「法令順守」違反とは情けない。労使ともどもの不正経理は会社運営が浮遊状態としか思えない。 その原因の主たるところは労組が主張する「労使対等」と位置づけを会社サイドに強いるのではないか。そうであれば社員の「躾」はなおざりとならん。会社体質の改善は皆無となる。「大和魂」を備えた経営者を充てることだ。また労組の組合費不正流用は「氷山の一角」労組幹部はバラタか・・・と苦笑いすだけでしょう。