8月25日発行旬刊宮崎ニュース

本紙に手の込んだ投稿!

牛糞放置問題、マスコミ使って脅迫!

 7月はじめ、椎葉村の牧場が大量の牛糞を建設資材置き場に放置していたとの報道があった。その後、行政指導のもとに撤去、牧場敷地内の堆肥舎に戻して現在、堆肥として再利用を検討中だ。この1カ月後、本紙に匿名で、「撤去したはずの牛糞を同牧場が再び近隣に埋めて捨てた」と投書があった。早速、現場のほか、関係行政・団体などを取材したが、結果は投書の内容とは異なり、牧場の違法性は全く見つからなかった。しかも、牧場には、当初から脅迫めいた文書が届いていたと言う。本紙への投稿者は、同牧場に恨みを持つ者か。

 

懲りない都城担い手協議会

事業承認取り消しは「嫌がらせ」

 都城地域担い手育成総合支援協議会(都城市、新森雄吾会長=JA都城組合長)が進める国の耕作放棄地再生利用緊急対策事業で、交付金支給を要求して裁判を起こした農業法人に対して、同担い手協が再生事業承認を取り消したことは、前(8月15日)号で報告した。理由は①長期にわたって耕作する②5年以上耕作する―に違反したと説明するが、同農業法人が耕作していなかった期間は、わずか10カ月程度に過ぎない。しかも、再生事業に不可欠な利用権を設定していないことも大きな障害になっている。耕作できない責任の一端は、同担い手協にあることは間違いないのだ。

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