5月25日発行旬刊宮崎ニュース

宮崎市シルバー人材センター

手配師(班長)の実態!!

身勝手な仕事の振り分け、過去に金銭からむ不祥事も

 宮崎市シルバー人材センター(岩切千秋理事長)の会員から同センターに対する不満の声が上がっている。会員に仕事を振り分ける班長の一部が会員に対して暴言を吐くだけでなく、悪質な手配師のような状況になっているにもかかわらず、センターは「仕事を紹介しているだけ」と逃げ回り、全く改善策を講じないというのだ。一方で、センターには、毎年約4000万円の補助金が支払われているばかりか、会員の対価の10%を徴収するといった実態も見えてきた。会員の中からは「まるでタコ部屋だ」との声が聞こえてきた。

えびの市 公文書の開示を拒否

特養選定裁判、全面的に争う構え

 えびの市の特別養護老人ホーム(特養)の運営事業者選定をめぐり、市が選定経緯の公文書を公開しないのは違法だと、同市の社会福祉法人が、えびの市を訴えている裁判で、被告のえびの市は、原告の請求の棄却を求める答弁書を提出、全面的に争う姿勢を示した。

日向市区・公民館長連総会

市長の子飼い会長撃沈

 今月、日向市内で行なわれた日向市区長公民館長連合会(小林喜三会長)の総会で、執行部が、理事長ほか、会計、書記の選出方法について、会員以から選出できるよう規約改正を提案した。現在の会長、書記などはもともと日向市長ベッタリ。ところが、総会では会員多数の反発を買い、取り下げざるを得なくなった。黒木市政の陰りの一端とも取れる。

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