5月15日発行旬刊宮崎ニュース

ゴミ収集委託、公募前に密約か?

天下り法人、理事長は市役所OB

 小林市(肥後正弘市長)で、今年度から実施するゴミ収集運搬事業の委託選定業者をめぐり、出来レース疑惑が浮上している。委託先として決定したNPO(非営利)法人の理事長が小林市OBであるのに加え、同法人内のパワハラ(パワーハラスメント)などが露呈。更に、市の公募に抗議するなど、市との密約の存在を匂わすような行動も浮上していたにもかかわらず市は同法人を候補として決定。しかも議会も承認した。市民の間では「官製談合だ」と反発の声が上がっている。

名水百選、水源地権者が市に激怒

「利用料支払え」と提訴準備

 小林市出の山「名水百選」の水源地を巡り、地権者が市に対して「水の利用料を支払え」と提訴する準備を進めている。市が勝手に所有地に取水管を設置。抗議したが、市は強行に工事を行い、現在も無断で水を利用しているという。

新富町分遣所、町長が知人を優遇か

移転先に疑惑の声

 東児湯消防組合(小澤浩一管理者=高鍋町長)が今年度、新富分遣所を移転する。既に場所も決まり、造成工事も終えた。ところが、今になって、場所の選定や工事費について、様々な疑惑が浮上している。

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コメント: 1
  • #1

    高鍋はおかしい (金曜日, 02 8月 2013 21:18)

    国貞設計が小澤町長と昵懇です。先日執行された庁舎設計も国貞、分遣所も国貞。国貞設計に高鍋町出身者がいるからと言ってもあからさま。私物化は駄目ですよね。

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